キャンドルナイト

キャンベラと奈良市は姉妹都市で、キャンベラにナラ公園というところがあり、年に一度、キャンドルナイトというイベントが開催されます。キャンベラで山火事があったときに奈良市からキャンドルの贈り物があり、それ以来のイベントらしいですが、和太鼓やらコスプレやら日本文化が盛りだくさんでした。出店もたこ焼きとか日本酒とか和なお店が多くあり、盛り上がっていました。

日本人たくさん

東大の肥土君、科学大の山口さんと竹下君がANUに来ました。日本人5人でKing Drumで中華を食べたあと、Messinaでアイスクリームを食べました。

竹下君は今週で帰国ですが、来週はディエゴと大熊君が来る予定です。一大勢力です。

歌舞伎(つづき)

歌舞伎の本番が近づいてきました。最後の2週間でいろいろな準備がすごい勢いで進んでいきます。初日は今週の金曜日です。日曜に劇場入り、足りない小道具と大道具の準備をし、夕方から通し稽古。なかなか全員が揃わないので代役をたてて稽古します。立ち位置などの細かい演出指示が追加されていきます。

稽古のところどころにオーストラリアっぽさを感じます。誰も否定的なことを言いません。準備が遅れていても、スケジュールがずれていっても、そのままです。それぞれが雑談したり、おやつを食べたりしています。とても自由です。稽古中に舞台上でケータイで話し始めた人がいたりします。でも、一方で、前日になかった動きが追加されていたりして、細かいところがどんどん改善していきます。たぶん、演者が自分で考えて修正しているのです。自由な環境が自発的な改善をもたらしているのだろうと思います。

ANU ザ・歌舞伎

1976年設立のANU Za Kabukiは日本国外では最古の歌舞伎劇団です。ANUの学生が自分たちで日本語の勉強から演出まで担当して作り上げます。ほぼ丸1年かけて稽古をし、10月に上演します。今年は、毛谷村という演目で、上演は10月10,11,12日の3日間です。顧問の先生はこちらのサイトで以前にもご紹介した池田先生です。稽古を何回か見学させてもらいましたが、日本人でも読めないような難しい日本語をみんなで勉強して、遅くまで稽古して、すごいなと感心させられます。上演の詳細はこちらから。

重力波の初観測から10年

2015年9月14日にLIGOがブラックホール連星からの重力波を観測してから今日でちょうど10年です。GW150914はとてもきれいな信号でした。なかなかそれを超える信号は見えていませんでしたが、今年の初めに観測されたGW250114はついにGW150914の信号雑音比を更新。左図はそれを表したものです(credit by LIGO/J. Tissino/R. Hurt)。

そして、10周年イベントがいくつかの大学で企画されています。オーストラリアでもSwinburne大学UWAで何かやるみたいです。

10年前はまだKAGRAは建設のさ中でした。LIGOの初観測の発表は極秘で進められ、KAGRAの人はトップの2-3人を除いて誰も知りませんでした。夜中の生中継を見てびっくりしたのを覚えています。

(追記:9/18)9/18-19の2日間、Swinburne工科大で重力波10周年記念イベントが開催されました。ANUでも高級アイスクリームが振舞われました(右写真)。シニア研究者が10年前のできごとを若手に話しました。

タコ揚げ

ANUから車で10分ほど行ったところにアーボリータムという公園があります。ここにはすり鉢型の原っぱがあって、タコ揚げの名所となっています。丘の下の方から風が吹きあがってきて、タコがよく揚がります。

今月末にはカイトフェストというイベントも開催されるそうです。

オーストラリアの小学校

小学生のうちに子供をオーストラリアに留学させて英語を勉強させたい、と考える親御さんも多いと思います。観光ビザで3か月滞在して、その間に地元の小学校に入れてしまったりできるのでしょうか。答えは、できますがお金がかかります、です。キャンベラの場合ですと、ビザがなくても公立の小学校に最大10週間まで入ることができて、10週間の授業料が4100AUD(+申請費用265AUD)かかります。1日80ドルなのでかなり高いですね。408ビザ(研究者)のようなビザがあれば子供の授業料は無料になります。ビザが間に合わなくて、ブリッジビザで滞在している場合は、本物のビザが来るまで授業料を支払うことになります(戻っては来ません)。

どこの小学校に入るかは、住んでいる場所で自動的に決められます。ANU内の宿舎に滞在している間に申請すると、ターナー小学校か、空いていなければエインズリー小学校があてがわれます。どちらもとても評判のよい学校です。

入学できたら、次は言葉の問題です。担当の先生が少しやりとりして、通常クラスに入る前に英語の勉強が必要だと判断されたら、Introductory English Centres(IEC)に移されて、10週間、英語を集中的にやります。この10週でかなり伸びるようです。IECはキャンベラ内に6か所あります。ノースエインズリー小学校だと学内にIECがあるのですが、多くの場合は別の小学校に移動することになります。10週間経って友達も増えてきたところでまた転校、というのはちょっとかわいそうですけどね。ちなみに、有料で小学校に通う場合はIECに行く権利はないと書いてありました。

小学校は、日本と比べると、勉強も楽で、お菓子タイムやフルーツタイムがあり、幼稚園の延長のような感じみたいです。放課後は有料のアクティビティに参加している子も多く、自然の中で遊ぶフリーレンジャーというのが人気だそうです。週1日3時間で、1日38ドルだそうです。

まあとにかく、子供たちは楽しそうです。

お茶の水女子大からの訪問

お茶の水女子大学の藤田先生が大学院生3名を連れてANUとUWAを訪問してくれました。左はANUの量子実験を見学したときの様子です。ANUで研究発表をしたり、ストロムロ天文台を訪問して講演をするなど、3人とも積極的に研究交流していました。天文台では野生のカンガルーにも会え、週末はテレポーテーション班とナマジ国立公園に行ったそうです。

アカシアとサクラ

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オーストラリアの国花というとアカシア(別名ミモザ)。代表チームのユニフォームが黄色なのはアカシアの色から来ているそうです。9月になると黄色い花で囲まれますよ、と聞いていましたが、うちの周りにはむしろ桜がいっぱい。ソメイヨシノとは少し違うタイプの桜かも。まだかなり寒いですが、春の訪れを感じます。

量子テレポーテーション実験

今月からANUで量子テレポーテーション実験が始まります。ASPIREのサポートの下で開始される本格的な日豪共同実験です。LIGOのスクイーズ実験で活躍した有冨氏とTAMAのスクイーズ実験を担当しているページ氏が1か月ANUに滞在して、科学大の井殿君、ANUのテリーと一緒に実験します。