教授のキャンベラ生活

タコ揚げ

ANUから車で10分ほど行ったところにアーボリータムという公園があります。ここにはすり鉢型の原っぱがあって、タコ揚げの名所となっています。丘の下の方から風が吹きあがってきて、タコがよく揚がります。

今月末にはカイトフェストというイベントも開催されるそうです。

オーストラリアの小学校

小学生のうちに子供をオーストラリアに留学させて英語を勉強させたい、と考える親御さんも多いと思います。観光ビザで3か月滞在して、その間に地元の小学校に入れてしまったりできるのでしょうか。答えは、できますがお金がかかります、です。キャンベラの場合ですと、ビザがなくても公立の小学校に最大10週間まで入ることができて、10週間の授業料が4100AUD(+申請費用265AUD)かかります。1日80ドルなのでかなり高いですね。408ビザ(研究者)のようなビザがあれば子供の授業料は無料になります。ビザが間に合わなくて、ブリッジビザで滞在している場合は、本物のビザが来るまで授業料を支払うことになります(戻っては来ません)。

どこの小学校に入るかは、住んでいる場所で自動的に決められます。ANU内の宿舎に滞在している間に申請すると、ターナー小学校か、空いていなければエインズリー小学校があてがわれます。どちらもとても評判のよい学校です。

入学できたら、次は言葉の問題です。担当の先生が少しやりとりして、通常クラスに入る前に英語の勉強が必要だと判断されたら、Introductory English Centres(IEC)に移されて、10週間、英語を集中的にやります。この10週でかなり伸びるようです。IECはキャンベラ内に6か所あります。ノースエインズリー小学校だと学内にIECがあるのですが、多くの場合は別の小学校に移動することになります。10週間経って友達も増えてきたところでまた転校、というのはちょっとかわいそうですけどね。ちなみに、有料で小学校に通う場合はIECに行く権利はないと書いてありました。

小学校は、日本と比べると、勉強も楽で、お菓子タイムやフルーツタイムがあり、幼稚園の延長のような感じみたいです。放課後は有料のアクティビティに参加している子も多く、自然の中で遊ぶフリーレンジャーというのが人気だそうです。週1日3時間で、1日38ドルだそうです。

まあとにかく、子供たちは楽しそうです。

アカシアとサクラ

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オーストラリアの国花というとアカシア(別名ミモザ)。代表チームのユニフォームが黄色なのはアカシアの色から来ているそうです。9月になると黄色い花で囲まれますよ、と聞いていましたが、うちの周りにはむしろ桜がいっぱい。ソメイヨシノとは少し違うタイプの桜かも。まだかなり寒いですが、春の訪れを感じます。

“ばいりんがる”な子供

オーストラリアに滞在中のとある日本人のお宅で見かけた子供同士の会話です。5人の日本人の子供が話していたんですが、うち1人がさっそく英語力でマウントを取りに来ます。「オーストラリアにいるんだからさー、いまから英語で話そうぜ、日本語禁止」とのこと。ちなみにこの子の英語力は5人中4位で、5位の子をいじめに来ているのです。5位の子も最近英語力をあげてきたので「いいよ」と応戦し、日本語禁止ゲームが始まりました。すると、英語力1位の子が「ワターシー、エイゴペラペラデース、ニホンゴワカリマセーン」と日本語で喋り始め、全員爆笑。日本語禁止ゲームはあっという間に終わりました。

この1位の子の対応力の高さに脇で見ていた大人はみな驚かされました。4位の子を窘めて空気を悪くすることもせず、5位の子が傷つく展開にもせず、お笑いでちゃかして終わらせてしまう、という巧みな裁き。いままでいろんな経験をしてきて学んだんだろうなあと感心させられました。

オーストラリアでドラえもん

今年は3月にドラえもん映画を観ることができなかったので、オーストラリアでやらないかなと思い、定期的に検索していたのですが、8月になってついに公開されました。…が、私のいるキャンベラでは上映されませんでした。ということで日帰りでシドニーまで行ってきました。往路は電車で4時間(43ドル)、復路はバスで3時間半(52ドル)。電車の方が車内販売もあるし快適ですが、一日に3本しかありません。バスは会員になれば4回の利用で1回無料になるから、実質40ドルです。
さて、映画の方は、今年は寺本さんが監督ということで期待大でしたが、とてもよかったと思います。戦いのシーンの最後の方が感動的でした。※右絵はflicks.com.auより借用。

ウルル

週末にウルル(エアーズロック)に行ってきました。シドニーから飛行機で3時間半、空港から無料バスで10分いくとエアーズロックリゾートに着きます。そこからでもウルルが見えますが、今回はガイドつきツアーでウルルのすぐ近くまで行きました。夕刻にはサンセットに照らされたウルルを見ながらシャンパンを飲むというのがセットになったツアーです。

ウルルは先住民にとって聖地となっています。昔はウルルに登ったり水場に飛び込んだりと好き勝手されていたそうですが、いまは管理されています。上の写真はサンセット地点から撮影したもので、この角度の写真はよく見ると思います。でも実はこの裏側(北側)は岩肌が人の顔のような模様になっていて、宗教的な意味合いが強く、写真撮影が禁止されています。どこが禁止でどこがOKか分かりにくいので、ガイドツアーに参加していると安心です。

ウルルは山ではなく地殻変動で曲がった地層が表面に出てきたもの。同じ地層の反対側はカタジュタという別の岩山で、ウルルから車で1時間ほど離れたところにあります。今回はカタジュタも訪れました。写真撮影が禁止されていて見せられませんが、こちらは登ることができます。第二展望台からの眺めは絶景でした。ここは風の谷と呼ばれていて、ナウシカのモチーフになったという噂もあるけどジブリは否定しているそうです。

最後にウルル訪問の予算を紹介します。飛行機は往復500ドル、サンセットツアーは一人200ドル、(レンタカーは1日270ドル)、ホテルは個室だと一泊200ドル、朝食44ドル、夕食50ドル。どれも高いです。ドミトリーに泊まれば一泊50ドル、共用キッチンがあり、スーパーマーケットがあるので自炊する人も多いようです。

ティドビンビラ

ANUから車で30分ほど南下したところにあるティドビンビラという自然保護区に行ってきました。保護区の入り口で車1台ごとに15ドル払い、トレッキングコースやコアラのいる森とかをめぐります。まずPlatypus(カモノハシ)が生息する池に行きました。なかなか見つからなかったけど、ようやく1匹見つけました。たまに水面に顔を出すだけで、写真はうまく撮れませんでしたが、なんとか撮ったのが右の写真です。お客さん全員が物音を立てずにカモノハシを待ち、どこにいるか教えあったりして連帯感があるのが楽しいです。

そのあとコアラのいる森に行きましたが、野生のコアラは見つかりませんでした。木の上で動かないので見つけにくいのです。コアラは見つからなかったのですが、ロックワラビーに遭遇し、また途中でコアラの糞を見つけました(見つけた人に教えてもらいました)。出口のところに保護されているコアラが4匹ほどいて、それを見てから帰りました。金魚すくいで1匹も取れなくてもオマケでもらえるような感じです。

クエスタコン

キャンベラにある国立科学技術センター(通称:Questacon)に行ってきました。ここは日豪友好記念事業の一環で建てられたものです。過去には現在の天皇ご夫妻が訪問したり、毛利衛さんが来たりしたこともあるそうです。子供でも楽しめるアウトリーチの展示物がたくさん置いてあります。まだ全部見れていませんが、とても楽しそうなところでした。

今日は「はやぶさ」のプロジェクトマネージャーとして有名な川口淳一郎先生と、オーストラリア最初の宇宙飛行士の方、IHIの技術者の方、宇宙事業に携わるデロイトの方、の4名の講演会が行われ、私も観覧してきました。川口先生は2021年からオーストラリア国立大学(ANU)の教授を務めていて、実は普段も近くのビルにいるらしいんですが、これまで見かけたことはありませんでした。

今日のメインはラグランジュ点に設置するDeep Space Portの話でした。将来はそこから惑星間の移動をすると燃料の節約になるということでした。シャトルの残骸を追加してポートを大きくしていくというのが面白いなと思いました。

IHIの方は今回のイベントのために来豪したそうです。イベント後に少しお話をして名刺をもらいました。4人の中で一番人気は宇宙飛行士の方で、オーストラリアの人が列を作って質問したり写真撮影したりしていました。

カンガルー

今日は霧の濃い日でした。霧が濃いとカンガルーが活性化するのかもしれません。車で移動中に何匹も見かけました。普段は寝そべっているのですが、今日は道路の脇をぴょんぴょん跳ねてました。ジャンプの瞬間の写真は撮れませんでしたが、左の写真にあるくらいの柵は余裕で飛び越えて行きました。